あんこくはこにっき

雑に文を書いてストレス発散したいです

皆様にひぐうみを読んでほしい

ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」 というノベルゲームがあります(私のフォロワーで聞いたことないという人はいないと思いますが)

私の浅い語彙で安易に感想を書きたくないのであまりツイートなどしていませんが、私はこの作者の信者であるといっていいほどにハマってます

まずストーリーが面白いというのがあるんですが、全編通してあらゆる文章に謎と伏線が散りばめられており、ゲームをプレイしていない空き時間なんかがあるとついついそれらの謎の背景について考察をしてしまうようになります。終わってみるとこの考察をするというのは結末を知らない間だけ味わえる幸福な時間でした。けもフレのアニメで考察が流行ってたときは理解できなかった私ですがこれで考察の面白さにハマりました。最後まで読み終えるとだいたいの謎が綺麗に解けてしまうのでゆっくり日をかけて読み進むのがいいです。

よく誤解されるようにホラーゲームや痛々しいグロゲーではありません。

ホラー要素はひぐらしの序盤に少しある程度、うみねこには無いと言っていいです。ドキドキ文芸部の方が100倍怖いです。一枚絵は存在せず、グロいシーンのビジュアル表現は血がブシャーみたいな簡素なエフェクトでゴリ押されています。(まあただ、原作ゲームはそうなのですがアニメなどは猟奇シーンの過激さで売れたような側面があるのでグロい表現は多く、脚本は尺の都合ではしょってる部分が多いです。先述の通りあらゆる文章に伏線がないかと目を光らせて読むのが楽しい作品なので、その点での魅力はかなり減っています。というわけで原作がオススメです)

さて読んでみたいと思う人がいたとして、ひぐらしうみねこのどっちを先に読むかという問題があると思います。これは難しい問題で、どっちも面白くオススメです。後発であるうみねこの方が演出はブラッシュアップされてる部分が多いです。流れ的にはひぐらしうみねこが普通だと思いますが、逆でも楽しめると思います。

移植が出ていますが、アマゾンでパッケージ版を買うという選択肢を除けばsteam版とスイッチやPS4に出てるリメイク(コンシューマ版)のものがあります。

steam版は原作そのままの移植(+新規絵も収録されており、変更可能)、

コンシューマ版は新規絵のみの収録です。また一部シーンに一枚絵(CEROの審査に通る程度のもの)が実装されていたり、フリーのBGMだったものがいくつか新しいものに差し替えになってたりします。あとフルボイスです(これが強い)。

ひぐらしはsteam版がオススメです。コンシューマ版はシステムが改変されて単純なノベルゲーじゃなくなっており、蛇足な新エピソード(原作者が書いたものとそうでないものが入り混じっている)を読むのが必須になってたり、絵のクオリティが微妙です。ただやはりフルボイスは強いので声がほしいならコンシューマ版もアリ。

うみねこはどっちでも良いのですが遊べるならコンシューマ版がオススメです。ひぐらしであった改悪が一切なく、単純に原作より完成度が高いリメイクと言えると思います。素晴らしい体験が出来ます。

ひぐらしうみねこも、原作者の絵はクセ強め(わたしは好きになりましたが)なので初見プレイは新規絵にするといいと思います。

ちなみに私は両方初見はコンシューマ版でした。今はsteam版でゆっくり2周目をしてます

 

ひぐうみ共に賛否両論ある作品ですが多くの方は楽しめる名作なはずです。ぜひ遊んでみてください!フレンドの方で興味があるような素振りをしてくれたら多少ギフトしてもいいです(

ひぐらしwikipedia記事はネタバレがやばいので見ないようにだけ気をつけましょう!